2013年10月22日火曜日

母娘フランスの旅☆アルザス編

パリから高速鉄道TGVで2時間半、アルザス地方のストラスブールへ。

ライン川をはさんでドイツと国境を接しているこの街は、長い歴史の中でもドイツとフランスが領有権を争い続けたところ。そのせいか華やかなパリとはまた違って、ドイツっぽい堂々とした雰囲気と、まるでメルヘンの世界な素朴さと可愛らしさが残っています。

子連れにとっては、わりとこじんまりしているところもちょうどいいサイズ感です。
中心地では、大聖堂や旧市街地などの世界遺産が徒歩圏内にあり、散歩するだけで楽しい!!

ちょっと足を伸ばしたい時もトラムを利用すればベビーカーでも楽勝(トラムは自転車が乗り入れられるほど広く、バリアフリーで乗降できるのが楽!)。
ストラスブールでも友人宅にお世話になったのですが、娘にとっては世界遺産よりも、お家が楽しかった様子。。。というのも、友人宅には12歳と6歳のお兄ちゃんが2人。

すっかり意気投合というのか、腕白なお兄ちゃん達に可愛がってもらい、子ども部屋に入り浸っては、何がそんなに楽しいのかキャッキャッと笑い転げっぱなし!

子ども同士には言葉以外の通じるものがあるようで、見事に遊びが成立しています。
そして激しく遊びつつも、さりげないマドモアゼル扱いがナイスなお兄ちゃん達、さすが!
娘もちょこちょこフランス語を覚え出し、「遊び」の刺激って本当に目をみはるものがありますね。

お兄ちゃん達、遊んでくれてありがとう~~!
娘の楽しそうな様子もさることながら、私もとても楽させてもらいました~~!
さて、ストラスブールに来た一番の理由は、友人の誕生日をお祝いをする事。娘も一日違いのバースデーなので、二日連続でめでたい日が続きます。

そんなバースデーガールズのお祝いは友人のご実家で。ママンの手料理とアルザス産ワインと楽しいおしゃべりで楽しい時間を過ごしていたら・・・突然現れた人が!

なんと「仕事が忙しくて行けない」と言っていたパパが登場!なんというサプライズ!
驚いた時って本当に景色がスローモーションに(ワインで酔っていたせい!?)。いや~、本当に驚いた!

おかげで、母娘2人旅が束の間家族旅行になり、大切な友人、そして娘の2歳の誕生日をそろってお祝いできて、さらに記憶に残るものになりました。(本当に忙しかったようでトンボ帰りでしたが)。
友人のご実家のある場所もとても素敵なところで、「ワイン街道」と呼ばれる一面ブドウ畑の中を走る道や、おとぎ話の世界そのままの町角や、魔法使いが住んでいそうな古いお城など、簡単にタイムトリップしちゃう風景がたくさん残っていてとても不思議な感覚に。

娘は覚えてないんだろうな~、と思うと勿体ない~。
でも、少し大きくなってから話して聞かせられる素敵な思い出がたくさん出来ました。

さあ、パリ~アルザスと巡ってきた母娘フランスの旅も次回で最後。
自分へのメモも兼ねて、荷物、食事、時差ぼけ・・などについて書こうと思います。お楽しみに☆

(Akiyo / mamanomad)

2013年10月20日日曜日

母娘フランスの旅☆パリ散歩編

パリに着きました。
目に飛び込むスッキリと青い空、フランス語の看板、紅葉すすむ街路樹・・・
そんな「秋のパリ!」な雰囲気の中を歩くだけで、一気に気分はパリジェンヌ~、テンションがあがる~!

やっぱりパリに来たからには、美味しい物をあれこれ食べて、美術館に行って、お買い物もして・・・とガツガツしたい気持ちもやっぱり否めないものの、今回はせっかく娘も一緒なので、友人宅にお世話になりながら、予定を詰め込まないのんびりスタイルでぶらぶら1週間。

娘のお気に入りはやっぱり公園。
遊具などが特にあるわけではないですが、広いし、緑が多くて、気持ちがいい!!
カフェなんかがある公園もあり、お昼寝のタイミングがあえば、こんな事もできて私ものびのび~(笑)

その他、セーヌ河を運行する船に乗ったり、熱帯水族館や、市内にある遊園地などに行ってみたり・・・ 子連れならではのパリ新発見を楽しみました(船だけは娘が元気すぎて微妙・・・落ちたらどうしようとヒヤヒヤ。もう少し大きくなってから再チャレンジせねば~)。

さて、パリ市民の足といえばメトロ。
滞在中、利用することも多かったのですが、ベビーカーに子どもを乗せていると今まで気づかなかった困難にけっこう直面しました。 階段が多い、エスカレータなし、エレベーターがあっても故障中は珍しくないっ(涙)

結局、今回はバスが案外便利な事を発見。
バスだとベビーカーで乗り入れても専用スペースが設けられていて安心。何よりバス停からほぼバリアフリーで乗り入れられるのがとても楽!

路線図に慣れるまでは少々苦労しましたが、パリ滞在中はメトロに加えて、バスもすっかりお気に入りの交通手段に。メトロと違って車窓から街の風景を楽しめるのも観光客としては嬉しいところ♪

しかし、ベビーカーでのメトロ利用は難しい局面があるものの、階段を前に「よしっ、行くぞ!」と気合を入れていると、必ずと言っていい程、フランス人男性がさっと手慣れた様子で、手をかしてくれる!
しかも手こずっている暇もないくらい、すぐに!それには日本との違いを本当に実感・・・。

「大人の街」の「大人な寛容さ」とでも言えばいいのか、道路を渡ろうとしても必ず車が道を譲ってくれたり、空港の税関やスーパーのレジなんかも優先的に通してくれたりして、困難には直面するけど、人々によるサポートが当たり前に浸透しているのを感じました。

そうそう、帰国してから(遅っ!)こんな本を発見しました。

Avec ma Maman―子どもと行くパリの旅案内

これ眺めているだけでも、親子パリ散歩気分を味わえそう。
子連れでもパリは素敵な街でした。早くもまた行きたい!

次回はアルザス地方へ移動します。
お楽しみに!

(Akiyo / mamanomad)

2013年10月17日木曜日

母娘フランスの旅☆移動編

今回の旅の目的地は友人が住むパリとストラスブール。
それぞれ1週間の滞在期間があったので、移動に追われた・・という感じは全くありませんでしたが、振り返れば、実はけっこう移動したな~という印象。

成田→パリへの12時間フライト、パリ→ストラスブールへは高速鉄道TGVで2時間半。
帰国時はストラスブール→お隣の国ドイツのフランクフルトまで3時間のバス移動を経て、フランクフルトから羽田までの10時間フライト。

動き回る2歳になりかけの1歳児と一緒に飛行機やら、鉄道やら、バスやら・・・確かに疲れた~っ!
しかし段々慣れていったのも事実で、一番疲弊したのが最初の12時間フライト、しかし帰りの10時間フライトはあれ?案外余裕???

どちらも娘は1~2時間ほどしか寝てくれなかったのですが、この余裕の違いは何なのか?

実は、行きの飛行機で娘は脱走、私は追跡・・・を繰り返し、私は心身ともにくたくたに(笑)
身をもって「子どもは飽きたら脱走する」を学習し、帰りは機内にどっさり食べ物、おやつを持ち込んでの餌付け作戦を敢行。それが功を奏してか、脱走頻度は約半分に!

行きもそれなりに準備したつもりでしたが、今思えば手ぶらも同然でした。。恐るべし長時間フライト!?。

私の用意は手薄だったのですが、機内のパーソナルモニターにキッズチャンネルが充実していた事にも随分助けられました。やはり動画は効きます!

あと、往復ともに持ってきて良かった~と思ったのは、粘土。
出発前の週末にmamanomadが開催した「森のようちえん」で、黙々とハマッて遊んでいたので、なんとなく作って持ち込んだのですが、これが大活躍!!
色んな物を作っては見て~とせがまれる事にはなりますが、少なくとも一定時間はじっと黙って座っていてくれて、母はしばしの休息。 即効で最重要アイテムに認定!!
ただし、機内の乾燥のせいか驚くスピードで見事にパッサパッサに!
帰りは小分けして持ち込む念の入れ様、なんてったって最重要アイテム、乾くと困る!

結局、私たちの場合、食べ物 ・キッズ向け動画・ハマッてる遊びアイテム。
この3つのおかげで、母、娘とも、そして周りの乗客の方々も、なんとか安らかに過ごすことができた気がしています。

ただ、そうは言ってもやっぱり一番大きいのは、こちらの気の持ちようなのかもしれないな~、と。
数度の移動を経て経験値もあがり、後はおうちに帰るだけ~の帰りの飛行機と比べて、行きの飛行機は若干緊張気味&余裕がなかったような・・・。
緊張は子どもに伝わるもの、何事もリラックスの心がけは大事・・と再確認しました。
そして何より周囲の乗客の方のご理解と優しさに感謝です!

ちなみに、パリからの長距離鉄道TGVは真昼間の移動だったこともあり、娘は元気いっぱい。この2時間半で移動中の餌付け作戦がほぼ完成形へ(笑)。

一方フランクフルトへのバスは早朝発で、娘はスヤスヤ。おかげで私も明けゆく車窓の風景を見つつ朝食をとったりして、ゆっくり過ごせました。
やっぱり移動の時間帯も、ママにとってはかなり戦略的に決めたいところですよね~。

とにかく、子連れ移動に関しての感想は「寝てくれた時はものすごくほっとする!特にフライト中は!」に尽き、サイパンやグアムなど近場の海外が人気なのが、心から納得しました。
でも、一度長距離フライトを経験した今、今度はもう少し遠くでも大丈夫な気がしてウズウズしているのも事実だったりして…

さてさて、次回はパリ散歩編をお届けします☆
(Akiyo / mamanomad)

2013年10月15日火曜日

子連れでフランス☆二週間

こんにちわ、Akiyoです。

前回の投稿は「子連れで台湾☆一週間」だったのですが、今回はさらに遠く!さらに長く!
行ってきました、フランス母娘2人旅~☆

フランスは兼ねてよりとても好きな国なのですが、家族が増えて生活スタイルががらっと変わったここ数年足が遠のいており、でも機会があれば常に行きたいな~!と思っている国。

最近の娘は本当にじっとしている事なく、果たして12時間のフライトに耐えられるのか・・・とか、ベビーカーとスーツケースはどうやって同時に押せばいいのか・・・等など、色々悩んだ末、娘の2歳の誕生日を前に自分にGoサイン!

「フランスの空気が吸いたい!」「フランスにいる友人にも久々に会いたい!」という理由も然ることながら、「2歳になった途端、航空券の値段ハンパないっ!行くなら今しかない~っ!」という現金な理由に最終的に背中を押される形で意を決しました。

2週間の旅を終えた今、振り返って見れば、子連れ故、単身故の大変だった記憶は薄れつつあり、それ以上に楽しかった記憶がより強く思い出されます(出産や子育てのよう!?)。

私は旅自体の満足感に加え、長距離2人旅の色んな不安を乗り越えた!という達成感がひしひし(笑)
娘にとっては4度目の海外ですが、初めてのヨーロッパ。フランス滞在中に2歳になり少しお姉さんの顔になって帰国しました!!

これから何度かにわけて、今回の旅をテーマ毎に投稿していきますのでしばらくおつきあい下さいね。

次回のテーマは「子連れ移動」
長距離フライトをどう乗り切ったか!?などなど、母娘フランス旅行・移動編をお届けします、お楽しみに☆

(text by Akiyo/mamanomad & photo by Lima Pix) 

2013年10月2日水曜日

アメリカの新学期

前回から少しあいてしまいました。9月はアメリカの新学年の始まり。2ヶ月以上の夏休みのあと、子供達は結構すぐ慣れるのだけど、親の方は新しいスケジュールに慣れるのに必死。。の1ヶ月でした。

うちの子らは毎朝スクールバスで通います。バス停の風景。うしろの豪邸は我が家。。と言いたいところですが、もちろん違います 笑。
下の子はキンダー。日本の年長さんに当たる学年で、小学校の一部にくっついています。キンダーの子だけのミニバスでお昼に帰って来ますが、家々を回ってくれるのでラク!
















順番は逆ですが、夏の最後にカナダのケベック州ケベックシティに14時間ほどかけて車で旅行してきました。フランス語専攻だった私は最近ヨーロッパが恋しく、プチパリ体験ができて大満足!

ケベック州は小さなフランスといっても過言ではなく、英語も通じるとはいえフランス語のほうが得意という人が多いヨーロッパぶりです。8月終わりだったけど、皆さんすっかり秋の服装です。

旧市街オールドケベックはこのように石畳で車も入れないので、子供を放し飼いにしても安心。


そして食も充実。ここはローカルピープルおすすめのCOCHON DINGUE。やはりフランスといえば食、どこで何を食べてもおいしくて感動します。ちなみにどこにでもあるお子様メニューはパンにチーズとハムをはさみ、ベシャメルソースをかけて焼いたクロックムッシュー。まるでフランスです。(このシーンは、よくある姉妹喧嘩。。公共の場でもおかまいなしです 泣)

車の旅行だと国境を通れるのが楽しい♩カナダに入るときのパスポート検査は超簡単だったのに、アメリカに戻るときはやはり厳しく、長蛇の列でした。