2014年6月14日土曜日

Vol.6『パパは今日、運動会』山本 幸久

むしむしベタベタ、梅雨ですね。洗濯物乾きませんね。いやですね。
子どもも外で遊べず、親子共々モヤモヤがたまってきますよね。
うーん、うーん、うーん…。むむむっ! コラーっ!!!
(平日は保育園に預けているわが家でもこんな状況です)

そんな行き詰まったとき、爆発しそうなとき(したとき)に…
ということで、今回は山本幸久『パパは今日、運動会』を選んでみました。



舞台は、カキツバタ文具株式会社の社内大運動会。
社員が赤組・白組に別れてさまざまな競技を競い合うのですが…

社員もその家族も、個性豊かなことこの上なし!

加齢臭を隠すためのオーデコロンがトイレの防臭剤なみにぷんぷん、
営業二課・井草課長。

誰が見てもそれとわかるカツラをかぶり、社長ヨイショ命。
社内一の嫌われ者、人事課・千葉課長。

37歳にして独身寮住まい、趣味はコスプレ。
運動会の発起人でもあるお調子者、武藤。

58歳にして「プリキャラ」大好き、ピンク大好き、高城輝の母。

…などなど、冒頭の登場人物紹介を読むだけですでに楽しい! そんな小説です。

玉入れ、親子デカパン、騎馬戦、借り物競争…と競技は白熱しますが、
その間にさまざまな小事件が勃発。
そして最後には、衝撃の1シーンも待っています。

山本幸久さんの作品は、登場人物のキャラクターがすばらしい。
「あー、いるいるこんな人」と思わず誰かと重ねてしまうはず。
でも、100%悪者はいない。いやなヤツでもどこか愛すべきところがある。
そんな人間の多面性をおもしろおかしく、そしてやさしく描きます。

本作で山本ワールドにハマった方、本当にどれも外れがありませんので、
この梅雨、図書館やAmazonで一括借りor購入もおすすめですよー!

Fuka

2014年6月9日月曜日

あそびの教室6月

mamanomadプロママ兵庫わかの「あそびの教室」6月はダンボールを使ってあそびます☆




6月どんなことをするかの前に....あそびの教室ってどんなところかを少しお話しますね。

あそびの教室は、0歳〜小学生までの子どもたちが一緒の空間で同じテーマであそびます。

当然、0歳の赤ちゃんと小学生では、出来ることもあそび方も全く異なります。

でも、あえてクラスを分けずに、みんな一緒の空間であそんでいます。

その理由の一つに「地域コミュニティーの活性化」を目指す場として機能させていくというのがあります。

地域のママもパパも子どもも年齢関係なくみんなで集まって一緒にあそべる場があったらいいなぁ〜と。

なので、何か一つの決まったものを作ってあそぶということはせず

「何を作るか...」「どうやってあそぶか...」自由な発想で年齢にあったあそびができるように

0歳の赤ちゃんでもあそべて、小学生の子たちも楽しめる「素材」をテーマにしています。


さて、6月のテーマは「ダンボールを使ってあそぶ」です。


どんなあそびが広がるか、今からワクワクします。

積み上げたり、並べたり、中に入ったり、広げたり、くっつけたり

色を塗ったり、線を描いたり、切ったり、いろんな素材と組み合わせたり

バスに見立ててバスごっこをしたり

ロボットを作ってロボットごっこをしたり

ダンボールキャタピラーをつくって誰が早いか競争したり

秘密基地をつくって自分だけの特別な場所を楽しんだり

ダンボールで何をつくるか親子で相談するもよし

いやいや、何も決めずにそこらじゅうに用意されたカラフルな素材をくっつけて

独創的な作品を作ってみるもよし

ダンボールのプールで新聞紙をビリビリやぶったり撒き散らしたりするもよし

おうちではなかなか出来ないことに、ぜひチャレンジしてみましょう!



「あそびの教室」

〜ダンボールであそぼう!〜

・日時 6月22日(日)10:00~11:30

・場所 清瀬市

・対象者 0歳~小学生以下の子どもとパパ・ママ

・参加費 こども1人/300円(パパ・ママ無料)

・持ち物 ガムテープ、セロテープ、はさみ

・企画/講師 兵庫わか (mamanomadプロママ/おもちゃインストラクター<日本グッド・トイ委員会認定>)

・問合せ waka@mamanomad.net


※11:30〜13:00は教室をパパ・ママ交流のためのラウンジスペースとしてご利用いただけます(あそびの教室参加者のみ)
※お弁当の持ち込みもO K♪
※場所の詳細についてはお問い合わせください

2014年6月5日木曜日

帰り道は葉っぱを拾って・・・*

 
こんにちは、mamanomadプロママのSakiです。

 梅雨入り間近、蒸し暑くもありますが、子供と一緒に外遊びしやすい季節となりましたね*我が家は幼稚園から帰ると公園へ向かうのが日課になっていて、既に母子共に日焼けしています・・・。
さて、今回はそんな公園で見つけた葉っぱを使ったお絵描きをご紹介します*秋の紅葉とはまた違う、生命力溢れる新緑を感じながら、自由な発想で伸び伸びアートしましょう。
 
 
 
【用意するもの】
・公園などに落ちている葉や小枝
・画用紙
・のり
・クレヨン or 絵の具
・セロテープ


~あそびのレシピ~

(1)葉や小枝には汚れや虫が付いていることもあるので、まずは水洗いして乾燥させます。丸まってしまう葉は本や布巾で挟むと良いでしょう。
「色んな色や形だね」「匂いはどう?厚みも違うね」などと声掛けをしながら、目で見て手で触って、しばし親子で観察。
 
 
 
 (3)葉を使ってお絵描き!2歳児は迷わず葉をちぎったり絵の具を上塗りしたり。5歳児は葉をどうデザインするか何度も置き直して、慎重に貼っていました。
 
 
 
(4)できあがったら早めに写真撮影を。葉が縮んだり丸まる前に、作品として飾って愛でることをオススメします。
 
お恥ずかしながら、母も参戦。
 
いつものお絵描きgoodsに葉や小枝が増えただけで、子供たちは目を輝かせて意欲的に取り組んでいました。ちぎったりぐちゃぐちゃにしたり絵にならないものも、どれも花マル!遊びに答えは無し!子供の心の自由さとエネルギーの表れが、頼もしく、また羨ましくもありました。自分自身も、ゆっくり葉っぱに触れたのはいつ以来だろう・・・なんて思い返しながら、子供のおかげで色んなことを体験できていることに感謝しつつ・・・(束の間の良い母を演じてみる)。
 
先日こちらで紹介されたオーボールのシャボン玉は我が家で大好評!新聞紙で作ったステッキも、子供にとっては宝物のようです。勝手に遊びを生み出すのが子供の素晴らしい特技ですが、ちょっとしたヒントやサポートを親がすることで、いつもの遊びが何倍も楽しいものになりますね*