2014年10月1日水曜日

『しゅくだい』文・絵いもとようこ

mamanomadプロママAkiyoです。

さあ、読書の秋です。
忙しいママたちにとって、秋の夜長をゆっくりと過ごすのはなかなか難しいかもしれませんが、子どもが眠りに落ちる前のひと時は、親子一緒に安らいだ気分で本と過ごす時間を持つのも良さそうですよね。

さて、そろそろ3歳を迎えるうちの娘。
最近、寝る前の絵本リクエストが「あれも、これも」とどんどん増えてきました。
赤ちゃんの時から繰り返し読んでいるものや、図書館で借りてきたもの、お気に入りのキャラクターのもの、事典風のもの・・
一応「5冊までね。」と決めているものの、お決まりの「もう一回!」コールもなかなか粘り強く、嬉しいやら、疲れるやら(笑)

そんな娘の最近のお気に入り1冊がこちら。
『しゅくだい』作・絵 いもとようこ



やぎのめえこ先生が、生徒のみんなにいいました。
「みなさん、きょうのしゅくだいは“だっこ”です。おうちのひとにだっこしてもらってください。」


こんな文章からはじまる、この絵本。
そして、お母さんに「だっこ」をなかなか言い出せない主人公、もぐらのもぐ君。
さてさて、もぐ君は無事に「しゅくだい」を終わらせることができるのでしょうか?

柔らかなタッチの絵にぴったりな可愛い内容に、読みながらつい微笑んでしまうこと、間違いなし。
どんどん読み進むにつれて、照れくさいような、甘酸っぱいような、切ないような、あたたかいような、優しい気持ちがどんどん溢れてきます。

娘がこの本が大好きな理由はもちろん「ママ、だっこしてほしーなー!」とふんだんにお願いできるから(多分)。
もちろん、私にとっても、絵本を通して親子のスキンシップが存分に出来るという点でお気に入りです。

“だっこ”の「しゅくだい」・・親にとっても大事ですね。
月齢・年齢関係なく長~く親子で楽しめる気がします。