2014年1月6日月曜日

蜜ろう粘土のあそびかた

明けましておめでとうございます。
mamanomadプロママの兵庫わかです。

今年も、こちらプロママブログで、我が家の造形あそびをゆる〜く紹介していきたいと思ってます。
2014年もどうぞお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

さて今回は、冬のゆったりとしたお家遊びに最適な「蜜ろう粘土」をご紹介します。



蜜ろう粘土は、その名のとおり「蜜ろう」でできた粘土です。
ほんのりと優しい、甘い良い香りがします。

「ろう」なので常温では硬く、遊ぶ時には指先や手のひらで、じんわりあたためて柔らかくします。
この硬い粘土が、手のなかで少しずつ柔らかくなっていくことは、子どもたちにとって貴重な感覚体験であるとされ、シュタイナー教育では蜜ろう粘土あそびを取り入れていますね。

シュトックマー社の蜜ろう粘土は特に硬いのですが、何でも簡単に手に入ってしまう現代において、この硬さは子ども達の意思を引き出すための大切な事として捉えられているようです。

ただ、小さい子には、この温めて柔らかくするという作業は少し難しいので、
大人が温めて柔らかくした粘土で遊ばせてあげましょう。


〜あそびのレシピ〜

(1) 蜜ろう粘土の板を小さくカットする

・子どもの年齢に応じてカットするサイズは調整したほうが良いようですが、我が家では扱いやすくするため5ミリ幅くらいの棒状にカットして遊んでいます。

(2) 感触や香りを親子で楽しむ

・硬い蜜ろうを子どもに触らせた後、ママが手で温め柔らかくし、柔らかくなった蜜ろうを子どもに渡してあげましょう。最初は硬くて曲げられなかった蜜ろう粘土がグニャリと曲がる感触を楽しませてあげます。

(3) 立体物をつくってあそぶ

・蜜ろう粘土は粒子が細かいので、小さくて細かい細工をするのに適しています。
そのため、まだ指先が上手に使えない小さな子どもが粘土細工で立体物などを作るのにはちょっと向いていないかなと思います。

・小さい子どもには、ママが子どもが好きなもの、例えば「車」や「電車」「イヌ」や「ネコ」などを作って遊ばせてあげると良いと思います。


(4) ペタペタはってあそぶ

・アクリルボードや透明セロハンなどに、ちぎってまるめた蜜ろう粘土をベタペタ貼ってあそびましょう。 小さい子どもにとっては、「何かを描く」ことはできなくても、「貼る」行為そのものがあそびなので、ママと一緒に自由にペタペタはったり、薄くのばして光に透かしたりしてあそんでみてくださいね。