アメリカの学校では親のボランティアが驚くほど盛ん。中には『学校のスタッフ?』というほど学校に出入りしているガッツリは入り込んでいるママたちもいるし、フルタイムで働いているので、家で自分のペースできるボランティアワークを引き受けている人も。ワーママのボランティア度も実は高いのです。ここではちょっと面白いボランティア活動をいくつか紹介します。
<ART DOCENT>
うちの町の小学校には、子供達へのアートの紹介のためにART DOCENTというシステムがあります。これは美術専門の先生が教えてくれる『美術』の時間とは別で、完全にママボランティアが教室で即席アートの先生になるもの。下の子のキンダー(日本の年長さん、アメリカでは小学校の一部)のクラスで初めてチャレンジしてみました。
各学校に数ヶ月のローテーションで有名な画家の絵が10枚ほど回って来て、廊下に展示されます。この中から題材を選ぶのですが、個人的にそのとき学校に来ていたコレクションにインスピレーションが湧かず、(笑)勝手にピカソを選んでみました。やっぱわかりやすく、教えやすくないとね!年長さんですから。。。
まずは教室のスクリーンを利用してパワーポイントで作ったピカソの略歴を紹介。ピカソの作風がどのように変わっていったかのビデオを見た後、各自作品作り!(ちなみにこのスクリーンは”スマートボード”と呼ばれ、先生のPCとつなげてネットを見ながらの授業も可能。)そしてたまたまこの日は5年生女子が学校ブランドのマフラーの販売お知らせのため、クラスを回っていました。日本ではないことですね〜。
白黒のフレームは家で私が生徒分描いてきて、キュービズム風に塗ってもらいました。
アートの得意な女子はお手の物。
どっちかというと走り回るのが大好き男子たちも、ピカソに刺激されたのかこの通りさらさらと。あとでママさんたちに”普段お絵描きなんてしないのに!”と驚愕されました。笑
私もぼくもピカソだよ!
所要時間約30分。ちなみにこのアイディアはPinterestで”子供向けのアートプロジェクト”で検索して見つけたもの。すごい量のアイディアが掲載されているので、工作などのアイディア探しにもおすすめです☆ARTS & CRAFTS for kidsなどで探すと良いですよ。
とても緊張しましたが、もの凄い充実感!子供ってピピっとくる素材には凄い反応を示すのですね。結構クセになりそうなボランティアかも☆