絵本の読み聞かせを子どもにしたいなぁ…と思っていても絵本ってなかなか高価ですよね。安いものでも1冊800円とか…しかも、最近の本屋さんは袋をかぶっていて中を見ることができないことが多いし、親がいいと思っても子どもが気に入るかわからないし…なかなか自分で買うとなると本には手が伸びないものです。
そこでお勧めなのが図書館です。でも、走り回る子どもを連れて静かな図書館に行くのはちょっと…という方も多いかもしれませんね。
2歳の息子は、本棚の前に行き、「あ~○○は返しちゃったのか~。ま、また借りてこようね。」と私の口真似。もういいのかな…と思って返すと急に読みたくなることがあるようで…リクエストされたら次回の予約に追加しています(笑)
小学校や保育園、公民館で絵本の貸出しをしている所も多いし、図書館によっては扉のしまる絵本コーナーがあって、中で子どもが声を出しても平気なスペースを確保しているところもあるので、是非、無理なく借りられる行きつけ図書館を探してみてくださいね。
今回ご紹介するのは、図書館で見つけた我が家お気に入りの1冊。「うずらちゃんのかくれんぼ」(きもと ももこ作 福音館書店)です。
うずらちゃんがひよこちゃんとかくれんぼを始めます。もういいかい、ま~だだよ、もういいかい、もういいよ。どこにいるか見つけられるかな。
夢中で遊んでいると途中で雨が降ってきて二人は悲しくなります。その横できちんとタンポポもしぼんでいます。雨がやむとタンポポもまた元気に。このページ、息子は必ず「お花、元気になったね~。よかったね~。」と言ってくれます。遊び疲れてかえるうずらちゃんとひよこちゃんにきのこのかげからカエルが手を振っています。そんなストーリー以外の所にも発見があるのもこの本の楽しいところです。
子どもをおひざに乗せて、一緒に楽しんでみてくださいね。